台風15号の上陸地点が高知県から愛媛県に変更 気象庁の事後解析により確定
2025/12/28 16:09 ウェザーニュース
2025年は合計27個の台風が発生し、うち3個が日本に上陸しました。
気象庁は事後解析の結果を発表し、このうち9月に四国に接近・上陸した台風15号(ペイパー)について、上陸地点が「高知県宿毛市付近」から「愛媛県愛南町付近」に変更されました。
<アーカイブ>台風15号(ペイパー)が高知県に上陸 西・東日本の太平洋側は大雨警戒
気象庁は事後解析の結果を発表し、このうち9月に四国に接近・上陸した台風15号(ペイパー)について、上陸地点が「高知県宿毛市付近」から「愛媛県愛南町付近」に変更されました。
<アーカイブ>台風15号(ペイパー)が高知県に上陸 西・東日本の太平洋側は大雨警戒
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愛媛県内最南のアメダス「御荘」よりも北を通過か
台風15号は日向灘を北上したのち進路を東寄りに変えて、9月5日未明に四国の南西端付近に接近しました。速報値では高知県と愛媛県の県境に近い地域に上陸したとされ、気象庁は「台風第15号の中心は、5日1時頃に高知県宿毛市付近に上陸しました。」と発表していました。
その後、様々な観測データを用いて台風の中心を再解析した結果、台風が上陸した地点は確定値で「愛媛県愛南町付近」と変更されました。
その後、様々な観測データを用いて台風の中心を再解析した結果、台風が上陸した地点は確定値で「愛媛県愛南町付近」と変更されました。
台風の進行方向の右手側では、風向が時計回りに変化するという特徴があります。上陸の前後の時間の気象データを見ると、愛媛県内で一番南の沿岸にあるアメダス御荘(みしょう)の風が、弱いながらも時計回りに変化していました。この観測結果などが、この地点よりも北(つまり愛媛県内)に上陸した可能性が高いと判断する材料になったと考えられます。
台風の上陸に関する情報が修正されるのは比較的珍しく、近年では2007年の台風9号の上陸が「神奈川県小田原市付近」から「静岡県伊豆半島南部」に変更になった事例などがある程度です。
台風の上陸に関する情報が修正されるのは比較的珍しく、近年では2007年の台風9号の上陸が「神奈川県小田原市付近」から「静岡県伊豆半島南部」に変更になった事例などがある程度です。
愛媛県への上陸は統計史上3回目
愛媛県への上陸は2003年台風4号以来22年ぶりで、1951年からの統計で3回目となります(再上陸は含まない)。一方、高知県はこれまでに26回の上陸が記録されていて、今回は2015年台風11号以来10年ぶり27回目の上陸と記録されるところでした。
台風15号は広範囲に大雨をもたらしたほか、静岡県で強力な竜巻が発生し、突風による甚大な被害をもたらしました。
<写真>台風15号の接近で静岡県で突風被害 雨台風にも突風リスク
台風15号は広範囲に大雨をもたらしたほか、静岡県で強力な竜巻が発生し、突風による甚大な被害をもたらしました。
<写真>台風15号の接近で静岡県で突風被害 雨台風にも突風リスク




